まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

2014-01-01から1年間の記事一覧

レディ・ガガの「ラッシュ・ライフ」は必聴の名演です~トニー・ベネット&レディ・ガガ「チーク・トゥ・チーク」を聞いた その2~

このアルバムに関して、購入後間もない時期にすでに記事にしてるのですが・・・。 ごめんなさい! 全面的に訂正の記事を書かなければならなくなりました! これ、本当に素晴らしいアルバムです。 何度も聴いているうちにそう思えるようになりました。 トニー…

根拠のない自信と真っ直ぐな正義感と~キックアスをみた~

久しぶりに夫と二人で土曜の午後を過ごした。 DVDでも借りて見ようということになり、 夫の希望で「KickAss」を借りてみた。 見終わっての夫の感想は、 「・・・何とも言えない映画だったなあ。 激烈だったね、いろんな意味で」。 確かに激烈だっ…

お金のないわたしの、乾燥肌対策。

秋の訪れをお肌の乾燥具合で感じる今日この頃。 特に目元のかさかさっぷりがひどいです。 目頭の辺りがかゆくなり、ちょっと赤みを帯びてくるほど。 世の中にはこんな時のための「スペシャルクリーム」があるようですが、 小さなビン一つが数万円!!! そん…

リニア新幹線着工認可・・・やめておけばいいのに。

わたし、リニア新幹線に関してずっと心配に思ってることがあるんです。 それは、 「・・・あんなところに大きな穴を開けちゃって、 南海トラフ地震が起こったときに大丈夫なんだろうか?」 ということ。 以前住んでた山形に関して、友人から面白い話を聞きま…

一緒に悼みたかったんだよ・・・。

NHKのドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」を見ていてぼんやりと感じたこと。 わたしはとうさんの死を姉さんと一緒に悼みたかったんだろうと。 小さかった頃遊んでもらったこと、いろんなところへ連れて行ってくれたこと、 面白い話を聞かせてくれたこと、お…

さまざまな悲嘆のかたち~「昨夜のカレー、明日のパン」を見た~

ドラマはほとんど見ないわたしだけど、 現在NHK BSプレミアムで日曜午後10時から放送中のドラマ、 「昨夜のカレー、明日のパン」を見ている。 このドラマは、とうさんを亡くして1年半経っても出血中のわたしの心を揺り動かし、 震えるような感動を与えてくれ…

わたしのADHDその3~わたしが考えるADHD~

最初にADHDで困っている方にお勧めの本を挙げます。 櫻井 公子著 大和出版刊 「どうして私、片づけられないの? ~毎日が気持ちいい! ADHDハッピーマニュアル この本には、大人のADHDが日ごろ困っていることや、 それへの対処法についてがとても分かりやす…

わたしのADHDその2 ~大人になってから~

「その1」に続いてちょっと辛い話が続きそうです。 ADHDについて明るい話だけを知りたい、という方は「その2」を飛ばして、 「その3」だけをお読みになることをお勧めします。 また、繰り返しになりますが、これはあくまでも「栗ようかん個人のADHD」につ…

わたしのADHDその1 ~子供時代の兆候~

わたしと同じ障害をお持ちの方のご家族からコメントを頂いたので、 ADHDについて記事にしようと思います。 しかし、ひと言でADHDと言ってもその出方には個人差が激しいと思いますので、 あくまでも「栗ようかん個人のADHD」だということでご理解くださいます…

自宅警備員だった彼が・・・。

前の記事に関連して、 知り合いの息子さんの壮大な回り道の話を。 彼は3人兄弟の末っ子だった。 真面目で優秀な二人の兄と違い、 彼は勉強も嫌いだったしスポーツが飛びぬけて出来る訳でもなかった。 高校を卒業したあと、定職にも就かずフラフラしていた。…

「死に場所を求めて」って・・・。

朝イチで息子からメールが来た。 北大大学院生が「イスラム国」の戦闘員になろうとしてたのが事前にバレた、 という事件について。 その後病院の待合室でたまたま目にしたテレビでは、 「イスラム国」とは別のイスラム教過激派組織に実際参加していた、 とい…

娘の個人情報、しっかり漏えいしてたことを確認しました~ベネッセ~

ベネッセの個人情報漏えい事件ですが。 進研ゼミを一時期やってた関係で、二人の子どもたちの情報が。 そして、子育て情報サイトみたいなところに登録していた関係で、 わたしの情報までしっかりと漏えいしてしまいました、とお便りが来ました。 そして先日…

夢をかなえるアザラシ

昨日、本当に久しぶりに高校生の娘とお出かけした。 高校に入ってからと言うもの、娘は宿題と部活動とで、 文字通り寝る暇もなくなってしまっており、 一緒にのんびりお出かけするなんてことは望めなくなってしまっていたのだ。 定期テストが終わった今週末…

「ヴェスパー」という名がゆえに~007カジノロワイヤルを見た~

ヴェスパ―。 主に詩などで使われる言葉で、「宵の明星」を表す言葉だそうだ。 その名を親から与えられた彼女は夢のように美しかった。 美しかっただけではない、驚くほど賢く、知的な女性。 信じられないくらい大きな目は深い湖のような色をたたえ、 どこか…

かよちゃんのこと

「星をまく人」( http://blogs.yahoo.co.jp/joy_spring2010/12001584.htmlを参照のこと) に出て来た「星のおじさん」のことを考えていたら・・・。 「かよちゃん」のことを思い出した。 かよちゃん・・・。 今は施設に入ってるはずだけど、元気にしている…

トニー・ベネット&レディー・ガガの新譜「チーク・トゥ・チーク」

お金がないからCDは買わない、と決意したはずだったんだけど・・・。 買ってしまいました。 「デュエットⅡ」に入っていた「レディ・イズ・ア・トランプ」が想像もしてなかったほど良かったから。 まさか、トニー・ベネットとレディー・ガガによる、スタンダ…

「星をまく人」を読んだ

買ってすぐ娘に貸したきりだったこの本。 家事の前にほんのちょっとだけ読むつもりだった。 でも、読み始めたら止められなくなった。 読みながら初めはぽろぽろと、やがて嗚咽が止まらなくなるほど泣いた。 アメリカのヴァーモント州に住む11歳のエンジェ…

しつこく今年もキンモクセイについて

待ちに待った季節が・・・キンモクセイの季節が・・・ 義父の入院で・・・バタバタしてるうちに・・・終わってしまった・・・ あまりにも疲れてしまって、今年はキンモクセイ巡りも出来なかった。 ・・・残念至極。 「金木犀ラヴァー(と勝手に命名)」には…

高齢者の暴力~認知症の義父が医療保護入院になりました~

ブログの更新が滞ってましたが・・・。 先週義父が精神科の閉鎖病棟に入院しました。 後から義母に見せられた書類には「医療保護入院」の文字。 これは、精神病患者本人の同意を必要とせず、 主治医と家族の同意だけで入院させる形のものだそうです。 義父は…

殺された子供は「2人」とカウントすべきでは?

*死刑制度というものに対しても疑問はあるのですが、 (そもそも刑罰=償い、ということが全く理解できないのです。 誰かをレイプして犯人が何年か刑務所に入ったら、 被害者の心の傷が消えますか?癒えますか? 殺人犯を死刑にすれば被害者が生き返るなら…

仕事について~最近の毎日小学生新聞の記事から~

仕事について、最近の毎日小学生新聞に二つ興味深い言葉が載っていた。 一つ目はソニーの創業者の一人、盛田昭夫さん(1921~1999)の言葉。 (2014年9月20日土曜日付け 第8面掲載) 「一度しかない青春を不満な場所で過ごしたら、 あなた方…

「釋牲春」さん、あなたは一体どなたなんですか?

昨日、夫に運転してもらい、両親の墓参りに行ってきた。 仙台辺りだけの風習なのだろうか、墓には「花竹(はなだけ)を打つ。 これは、竹を切って片方を地面に打ち込めるよう尖らせたもので、 これに名前を書いて花を供えることによって、 誰が墓参りに来て…

仙台市内にあるブラック老人ホームの話

わたしは今大激怒している。 介護付き有料老人ホームでは、法令により週に2回の入浴が義務付けられているそうだ。 とうさんが入っていた老人ホームでは週に1回だけ。 週にもう1回増やしてもらいたければ、1回当たり1000円プラス消費税を払わなければ…

「死んでやる!」

義父の喜寿と、義父母の金婚式のお祝いをしたのがこの間の日曜日。 ものすごく機嫌がよく、しかも認知症とは思えないくらいしっかりして見えた義父だったが・・・。 ほんの数日で。 気分の波と認知機能の波が凄まじく、 もう誰にも義父に付いて行けない感じ…

ボードゲームで楽しいひととき

昨日「救急車を呼んでくれ!」事件(http://blogs.yahoo.co.jp/joy_spring2010/11928676.html参照) を起こした義父だが、その前日、義父の喜寿と義父母の金婚式を祝う会を、 夫の妹夫婦とその子供たち&わたしたち夫婦とうちの娘とで行った。 記念品(義父…

「救急車を呼んでくれ!」

三連休の最終日、娘は友達と出かけてしまったし、 大人もどこかへ行こうかと自家用車を走らせている時に夫の携帯電話が鳴った。 夫の対応の仕方で義母からだとすぐ分かった。 「・・・うん?救急車を呼べって?死にそうだ?そう親父が言ってるのか? じゃあ…

「Rくんだって、お友達なんだからね!」

今を去ること12年前。 幼稚園の年少さんだった娘は、同じクラスのRくんにいじめられていた。 娘が行くところどこへでも付いてきて、嫌がらせしたり悪口を言ったり。 「Rくんが意地悪するから、幼稚園に行きたくない」 帰宅後毎日のようにグスグス泣きなが…

かあさんの手

「わたしの手、働きものだったと思わない?」 病院の待合室で、かあさんが言う。 ・・・働きもの? ううん、違うよ、かあさんの手はね、「魔法を生み出す手」だったよ。 泥だらけの野菜が、丸ごとの魚が、 目にも美味しい料理になった。 古ぼけたとうさんの…

救急車を見るたびに

緊急走行を知らせるサイレンを聞き、 赤色回転灯を点灯して走る救急車を見ても、 以前は何も感じなかった。 でも、今はちがう。 皆にとってはいつも通り、何と言うこともないその瞬間が、 あの中に乗っている人とその家族や知己にとっては、 大変な闘いの始…

初めてハンドルを握ったときのこと

息子が東京で自動車教習所に通っている。 「無表情で怖い教官が助手席に座ってて、 『怖い、怖い』と思いながら発進しようとしたら途端にエンストした」 (息子はAT限定じゃなく、MT車も動かせる免許を取るつもり) とか、「ガコンガコン言ってノッキングし…