まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

2016-01-01から1年間の記事一覧

「SMAPの終焉」=「昭和のアイドルの終焉」、なのかもしれない。

昨日の「SMAP×SMAP」最終回を見て感じたこと。 森且行が脱退を表明したのに対してメンバー一人一人がコメントを返す映像があった。 5人の中で若き日の木村拓哉のコメントがものすごく熱量が高かったことに軽く衝撃を受けた。 オートレーサーになる森且行に「…

SMAPの最後の呼びかけに応えようと思う

SMAP×SMAPが終わってしまった。 ・・・と言うより、SMAPというグループが実質終わりを告げてしまった。 最後となった番組の、最後の最後、 彼らは震災後ずーっと続けて来た、 東日本大震災の被災地への募金を訴えた。 よくある「使い回し」の映像ではなく、 …

SMAPに「心の国民栄誉賞」を贈ります。

今日も補習」がある娘を学校へ送った帰り、 立ち寄ったコンビニの店内に「夜空ノムコウ」が流れていた。 何だかわけもなく涙があふれて来た。 帰宅してPCを立ち上げたら、 ネットニュースがSMAPが正式に紅白出場を断ったことを 伝えていた。 今日の毎日新聞…

「田舎者!」「アゴ!」「東京もんが!」「触るな、穢れる!」

福島から避難した家庭の子供たちがいじめに遭っていたと、 現在大きな問題になっています。 「学校の対応が良くなかったせいだ」 報道はそればかりを繰り返しています。 確かに、報道を見る限り、学校側の対応は褒められたものではなかったと思います。 しか…

福島から避難した子供へのいじめ問題から思うこと

横浜で、続いて新潟で、福島から避難した子に対して、 「菌」呼ばわりするいじめが行われていたことが大きく報道されている。 個々の事案については敢えて触れずにおこうと思う。 しかし、二つの出来事に関して、 「福島や原発事故、放射線に対する無知と無…

久しぶりに映画館で「すやすや~ZZZ」~「ある天文学者の恋文」を見た~

娘が邦題に惹かれたそうで、 「ある天文学者の恋文」を見て来ました。 ・・・久しぶりに映画館で寝てしまいました いやあ、つまらなかったなあ。 男の人って、いくつになってもスケベなんですな。 父親を自分が死なせてしまったという自責の念で自暴自棄にな…

ドネペジルを服用してから義父の認知症は急激に進行しました~その2~

11月下旬、施設から義父が部屋で尻もちをついて倒れた状態で見つかった、 と連絡がありました。 カーテンを引っ張ろうとして体重を支え切れなくなり、尻もちをついたようだ、 「痛い、痛い」と言うので後で様子を見に行ったけれど、 もう自分が転んだことす…

ドネペジルを服用してから義父の認知症は突然進みました~その1~

「認知症」書庫、久しぶりの更新です。 義父の認知症は、ここ1か月半ほどで急激に悪化しました。 おととしの6月に認知症と診断されてから、 確かに「進み方が早い」と主治医から言われていたものの、 ここへ来て3段階分くらい一挙に進んでしまった感じがしま…

「さようなら」谷川俊太郎~今回のトイレの詩~

久しぶりにトイレの詩を貼り替えました。 今回の詩は「さようなら」(岩波文庫 「自選 谷川俊太郎」所収)です。 息子が4年前に進学のために家を出、 順調に行けば来年の春には娘も進学のために家を出ます。 26年前、夫と二人で始まった暮らしが、 22年…

NASAのお墨付き!老化防止と健康維持のための秘策とは・・・。

NHKで今週水曜日に放送された「ガッテン!」。 ・・・いやあ、もう、驚きの連続、「へえ~」「はあ~」「うわあ~」の波状攻撃!でした。 華々しく報道される宇宙飛行士たち。 とかく宇宙滞在中のことばかり報道されがちな彼らですが、 地上に帰って来た…

「この世界の片隅に」、今だからこそ全力でオススメします!!!

公開初日、最終上映で「この世界の片隅に」を娘と見て来ました。 原作を何度読んだか分からない!というわたしは、 上映前にハンカチとティッシュを膝の上に出しておきました。 きっと激しく泣いてしまうだろうと思ったからです。 でも・・・。 本編中はほと…

「個人情報保護の壁」の中で・・・。

Eテレで再放送された、東京都立川市にある「大山団地」の番組を見た。 「大山団地」は29棟から成る巨大な都営住宅である。 入居世帯数は1000余、入居者数は4000人以上というマンモスぶり。 しかし、そこでは「向こう三軒両隣」の濃密な人間関係が…

福島県立美術館「広重ビビッド」を娘と見て来ました!

文化の日に、娘と福島県立美術館で開催中の 「広重ビビッド」を見て来ました。 ・・・いやあ、もうビックリ、ビックリですよ。 浮世絵があんなに美しいものだったなんて! 今までにも広重や北斎の浮世絵を見たことは何度もありました。 何だか枯れたような色…

全ての人に見て欲しい映画、明日公開です。

「映画レビュー」ではありません。 わたしもまだ映画は見ていませんが・・・。 わたしが大大大尊敬する、こうの史代先生原作のアニメーション 「この世界の片隅に」が 明日から全国公開されます。 某国で「TRAMP」もとい、「TRUMP」さんが天下を取…

最近買ったお気に入り

この可愛いものは何でしょう? 実はこれ、文鳥柄の小風呂敷。 お気に入りの「濱文様」のものです。 たくさんの文鳥たちが可愛くポーズを取っていて。 あくびしたり、のびをしたり、 「ああ、こういうポーズ、するよねえ」という感じ。 半分は足あともよう。 …

小泉今日子さんに拍手!

雑誌の対談企画で、キョンキョンこと小泉今日子さんが、 「アンチエイジングっておかしい!」とはっきり言ったんですって。 わが意を得たり。 拍手、拍手、拍手~!!! だってね、歳は取るんですよ、誰でも、何でも。 人間は致死率100%ですからね。 未…

息子の就職先が決まりました

お蔭さまで息子の就職先が決まりました。 某市役所の事務職です。 今、わたしたちが住んでいる町からさほど遠くない場所。 結構大きな町で、音楽イベントなども開かれるらしいです。 県は違いますが、高速バスを使えば簡単に行くことが出来ます。 息子は哲学…

誰も言えないこと

しばらく前から仕事先が替わりまして。 今はとある境遇にある方々を支援・・・のようなことをする部署で 働いております。 そこで働くようになってから痛感していること。 支援する側から言えば、 自立する力を奪うような支援が、本当に相手の為になっている…

「さよならは仮のことば」谷川俊太郎~今回の「トイレの詩」~

久しぶりにトイレの詩を貼り替えました。 今回の詩は「さよならは仮のことば」(岩波文庫刊 「自選 谷川俊太郎詩集」所収)です。 命はつながって行くものなのだ、 たとえ「そのひと」の姿は見えなくなってしまっても、 思い出や記憶よりももっともっと根源…

WHO KILLED AMY?~「AMY」を観た~

AMY WINEHOUSE(エイミー・ワインハウス)。 この作品の冒頭、14歳だった彼女が親友のために歌った 「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」がホームビデオの映像で流れる。 コロコロ笑い転げながら友達とチュッパチャプスを舐める様は、 まさしく「ティーン…

桜の花を憎むひと

仕事で知り合った老婦人がいらっしゃいます。 物腰の穏やかな、ふんわりとした柔らかな空気をまとった方。 仕事が出来る非常に聡明な方ですが、誰に対してもとても優しいのです。 そして、お声がまるで少女のよう、電話で聞いたら若い女性としか思えないほど…

娘と「ブルックリン」を見てきました

※ネタバレあり!!! 未見の方はご注意ください。 予告編を見て、「娘と見に行きたい!」と思っていた「ブルックリン」を 一緒に見てきました! たまたまその晩はスパゲティだったのですが、 娘はそれをフォークでクルクルしながら、 「なんかさあ、今日の映…

小さな恋のメロディ

(書庫「子育て」の中の「髪飾り」をまずお読みください) 娘は女子高に通う3年生。 来春県外の美大に進学を希望していて、 土日もアトリエでデッサン三昧の日々を送っています。 今年の夏休みはアトリエの夏期講習と、部誌用の作品(文芸部なので)、 あと…

知り合いまでが「子宮系女子」に・・・。

(書庫「栗ようかんの部屋」の中の「お金、大好きになっちゃった人」をまずお読みください。) 元ボランティア仲間が「子宮系女子」に取り込まれてしまったらしいです。 参加した「セミナー」、たった2時間で料金が55,000円ですって!!! 連日湯水のように…

機能不全家族の息子+機能不全家族の娘

一昨日、結局夫は家に帰って来なかった。 昨日、娘が塾に行っている間に帰って来た夫と話をした。 そして、今までモヤモヤとしていたことがクリアになった。 結婚直後、わたしがPTSDを起こして情緒不安定になったときも、 息子が生まれる前に仕事先でパ…

複雑性PTSD

今を去ること25年半前。 結婚して夫と二人、社宅で暮らし始めたわたしは、 原因不明で壊れてしまった。 家で暮らしていた頃は非常に内向的で我慢強く大人しい性格だったし、 友達からも「優しい」と言われていたはずだったわたしが、 自分でも「制御不能」…

ご冥福をお祈りします、Gさん

ボランティア先の老人ホームに通所でいらしていた、 男性利用者のGさん。 亡くなったわたしのとうさんとよく似ておられたGさんと、 握手して帰って来るのが楽しみだった。 そのGさんが、しばらく前からいらっしゃらなくなった。 ホームの職員さんに消息を伺…

「お金、大好き」になっちゃったひと

知り合いの知り合いの女性が、 おかしくなってしまったそうです。 今まで、キチンとした堅い会社に勤めていたのを急に辞め、 突然「コンサルタント業」を始めたとかで・・・。 そのコンサルタント料が、ほんの数時間でウン十万円だとか。 知り合いが見せてく…

「専門家」ってなあに?

ひょんなことから(・・・って、今までにも何度も書いてますね) 半分公的な場所でお仕事をすることになりました。 そういう中で、(メンタル面メインの)「専門家」という方と会う機会がありました。 頂いた名刺にはその方が所属している組織(一般社団法人…

五十にして・・・。

五十歳になりました。 「五十にして 天命を知る」とはご存じ「論語」に出て来る言葉です。 「天命」とは天より与えられた使命のことだそうで。 ・・・わたしの「天命」って 一体何なんだろ。 そもそも 天が わたしなんぞに 何か期待するだろうか。 ・・・う…