まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

斉藤晴彦さんのご冥福をお祈りいたします。

俳優の斉藤晴彦さんが亡くなられたそうだ。 享年73歳。 わたしが斉藤さんを初めて知ったのは、 「今夜は最高!」というテレビ番組でだった。 (「今夜は最高!」はパイオニアの独占提供で、 金曜日の夜11時から放送されていたタモリさんのエンターテイメ…

「抱っこしてあげる!」

久しぶりにボランティアへ行ってきた。 1ヵ月ぶりの活動だったので、歌の活動場所である小さなホールは満員御礼状態。 ぎっしりと並んだ椅子と車いすとで、 利用者さんたちと握手しようにも間に入ることが出来ないくらいだった。 今回は久しぶりでわたした…

ジェーン・エア

あれはわたしがまだ小学校4年生くらいだった頃。 熱を出して学校を休んだわたしは、東日本放送で放送していた 「お茶の間名作劇場」を見た。 その日放送していたのは「ジェーン・エア」というモノクロの洋画だった。 わたしは、その暗く陰鬱な雰囲気にすっ…

胸糞が悪くなる事件・・・出でよ、中村主水!!!

何日前のことだったか、 Yahooニュースのトップニュースの画像に仰天した。 旧新宿コマ劇場前広場で、若い女性がゴロゴロと倒れている画像。 「倒れている」と言っても、その姿は尋常でなく、 中にはミニスカートが完全にまくれ上がって、 ものすごく恥ずか…

メマリーの魔法の効き具合

認知症の義父を歯医者へ連れて行く予定だった今日。 (義母は趣味の予定があるので今日の通院はわたしにお任せ)。 出勤後の夫から 「親父から連絡があって、今日は具合が悪いから 歯医者に行けそうにないって。 歯医者は連絡して来週に延期してもらうけど、…

今年の6月26日は・・・。

今日は6月26日。 「マイケル・ジャクソンの命日の翌日」でもあるけど。 クリフォード・ブラウンの命日なのです。 1956年6月26日、雨模様の高速道路で乗っていた車がスリップし、 クリフォード・ブラウンは亡くなりました。 わずか25歳でした。 同じグループ…

「・・・じゃあ、メマリーにしましょう」と医師は言った。

義父が「中等度のアルツハイマー型認知症」と宣告されたときのこと。 (http://blogs.yahoo.co.jp/joy_spring2010/11518272.html参照) 夫とわたしの二人が残り、主治医から詳細な説明を受けて、 いよいよ処方薬の説明を聞く段になった。 「・・・じゃあ、ア…

せっかくのチャンスなのに・・・。

地域包括支援センターの方から電話があり、 「7月からの健康教室に参加をとりやめたいと お義母さんからご連絡ありました」って。 メマリーを服用し始めて10日ほど。 医師の指示通り7日目から一日量を5mg→10㎎にしたところ、 途端に義父の表情が暗くなり、…

「テッシュ」

認知症になった義父を歯医者へ連れて行ったときのこと。 治療を終えて待合室に来た義父は、 腰を下ろすなり義母に言った。 「テッシュ」。(←原文ママ。田舎の老人なので、こう発音する) 義母は無言でバッグをごそごそやってポケットティッシュを取り出し、…

ちょっと面白くない気持ち

義母と話していて「あれれ?」と思ったこと。 「わたしなんか、毎日お父さんのことを見てるから何とも思わなかったのに、 息子はお父さんのことが何だかおかしいと思ったみたいで、 病院へ連れて行った方がいいって言ってくれた。 さすがにうちの息子だ」 お…

メマリーの魔法

病院で確定診断を受け、「メマリー」5mgの服用を始めて約1週間。 初めて義父に会った。 週末実家に泊まっている夫からは「薬が効いたみたいだ」と聞いてはいた。 しかし、直接義父に会っての感想は・・・。 すごーい!!! 1週間前とは別人だ!!! 表…

サッカーW杯…曰く不可解。

テレビもラジオもとにかくサッカーW杯一色だ。 昨日の夜、テレビのニュースをちらっと見た娘が 「いやいや、サッカーごときであんなに盛り上がれるとは、 幸せな人たちですなあ」と感想を漏らしていた。 アラフィフのわたしの目にも、 サッカーW杯の盛り上が…

これもデュアルタスク?

義父を病院に連れて行った時、主治医から 「デュアルタスクを心がけるように」と言われた。 つまり、頭と体を両方同時に使うようにと。 具体的には、散歩しながら簡単な引き算をしたり、 散歩しながらしりとりをしたり・・・と言ったことだそうだ。 (散歩し…

中等度のアルツハイマー型認知症

今日、義父の検査結果について主治医から説明があった。 「結果って、どうやって説明するんだろうね?家族だけ別室で聞くのかなあ?」 「まあ、そんなところだろうな。まさか、本人にいきなり・・・ってことはないだろう」 というわたしたちの予想を思い切り…

虚無感

たった半年の間に相次いで両親を亡くしたためなのだろうが、 ひどい虚無感に襲われている。 幼い子供と楽しそうにしている人を見ても、 「うちの親にもああいう時代があったのだ。 でも、それからほんの数十年後には命を失って 冷たい骸になってしまったけれ…

認知症を理解するために読んだ本その1~「おばあちゃんが、ぼけた」~

認知症関連の本を何冊か読んでいる。 その中でも出色の一冊だと思ったのが、 「おばあちゃんが、ぼけた。」(村瀬孝生著、サンマーク出版)だ。 この本は、かつて理論社(何と、倒産してしまったのです!)から出されていた、 「よりみちパン!セ」という、…

Stevie Wonder!!!Stevie Wonder!!!Stevie Wonder!!!

6月1日はスカパー!の無料放送日だった(らしい)。 もっと早く気付いていればウェス・モンゴメリーの番組なんかも録画出来たんだけど、 残念ながら時すでに遅し・・・残念。 せっかくなので、スティービー・ワンダーの2008年のライブを録画する。 今…

「認知症」を見分ける目安になること

義父母は検査結果が出る前に 遠くへお嫁に行った義妹の許を訪ねることにしたそうだ。 当然、夫は義妹に義父の認知症について説明。 そこで義妹から「ああ、そうだったのか、実は去年ね・・・」 と出て来た話があった。 去年、義妹の許を訪ねた義父母。 義父…