まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

#メンタルヘルス

複雑性PTSD

今を去ること25年半前。 結婚して夫と二人、社宅で暮らし始めたわたしは、 原因不明で壊れてしまった。 家で暮らしていた頃は非常に内向的で我慢強く大人しい性格だったし、 友達からも「優しい」と言われていたはずだったわたしが、 自分でも「制御不能」…

さらに新しい一歩を踏み出すことになりました。

美大進学のために頑張っている娘をお金の面で応援したい・・・。 またしても夫とひと悶着ありましたが、 日中の仕事が決まりました。 とあるNPOで働くことになったのです。 発達障害やうつ病などの精神疾患、対人不安などに悩む方々とも いささかの接点があ…

50歳を目前に、「わたし」を再構築する作業中です

「わたし」を再構築、なんのこっちゃ。 これでわたしが15、6歳なら立派な「中二病」ですね。 わたしは病院で「複雑性PTSD」と診断されています。 災害など、ショッキングな出来事を一度経験しただけで起こるPTSDと違い、 虐待など、長期にわたっ…

昔の自分と向き合う決意がやっと固まりました。

昨年末から久しぶりにカウンセリングにかよっています。 今回は週1のペースで、相当長い時間がかかりそうです。 わたしは実母と実姉に虐待されて育ちました。 まだ幼かった頃から、「いけないお手々はどのお手々かしら?」 「いけないこと言ったお口はどの…

58歳のわたしからエールを送られた話

*まず、「栗ようかんの部屋」内「3歳のわたしを慰めに行った話」をお読みください。 45年を駆け戻って来た直後。 先生は「未来のあなたに、10年後のあなたがどうなってるのか 教えてもらいに行きましょう。 そして、10年前のあなたにアドバイスをも…

3歳のわたしを慰めに行った話

10日ほど前のこと。 久しぶりにカウンセリングを受けに行った。 原因は顎関節症と腕のアザ。 歯ぎしりのひどいわたしは毎晩マウスピースをして寝ているのだけど、 それに穴が開いてしまうほどひどく歯ぎしりするだけでなく、 就寝中自分で自分の腕の関節を反…

わたしのADHDその3~わたしが考えるADHD~

最初にADHDで困っている方にお勧めの本を挙げます。 櫻井 公子著 大和出版刊 「どうして私、片づけられないの? ~毎日が気持ちいい! ADHDハッピーマニュアル この本には、大人のADHDが日ごろ困っていることや、 それへの対処法についてがとても分かりやす…

わたしのADHDその2 ~大人になってから~

「その1」に続いてちょっと辛い話が続きそうです。 ADHDについて明るい話だけを知りたい、という方は「その2」を飛ばして、 「その3」だけをお読みになることをお勧めします。 また、繰り返しになりますが、これはあくまでも「栗ようかん個人のADHD」につ…

わたしのADHDその1 ~子供時代の兆候~

わたしと同じ障害をお持ちの方のご家族からコメントを頂いたので、 ADHDについて記事にしようと思います。 しかし、ひと言でADHDと言ってもその出方には個人差が激しいと思いますので、 あくまでも「栗ようかん個人のADHD」だということでご理解くださいます…

苦手なこと

ボランティア仲間がまた一人、この町を離れることになった。 先日その仲間を送る食事会を企画し、仲間がみんな集まった。 中にこのところ体調が優れず休みがちだったMさんがいた。 Mさんは病気の関係で生ものは一切食べられなかったけれど、 うどんや天ぷら…

「いい病院、いいドクター」とは

昨日午後、久しぶりにかかりつけの精神科へ行ってきました。 「いやあ、お久しぶり~。 どうです、お父さんのこと、だいぶ落ち着きましたか?」 診察室でドクターは笑顔でそう訊いてくれました。 それから30分ちょっと、この5か月間のこと、最近の様子などを…

久しぶりに病院へ予約

とうさんが亡くなったあと、確か1、2回は行ったけど、 あとは精神科へ行かずに頑張っていた。 でも、そろそろ限界のようだ。 朝、とにかく起きられない。 7時ちょっと過ぎにはお弁当を持って出勤する夫のために どうしても早起きしてお弁当を作らなければ…

うつ病発症から9年半経って。

ひょんなきっかけから落語を習うことになった訳ですが。 ・・・よく決心したな、わたし。 9年半かかって、ようやくここまで来たな、わたし。 そんな気持ちであります。 わたしは子供の頃からいろいろ精神的なことで苦しんでまして。 何度も親に訴えたんです…

Mちんのこと

「統合失調症」という言葉を見聞きするたび、 心の奥がずきん!と痛む思いがする。 Mちん。 元気でいるんだろうか。 病気は少しはよくなっただろうか。 薬でコントロール出来るくらいに。 Mちんは中学2年のときのクラスメイトだった。 いつも上機嫌で朗ら…