#映画レビュー
先日、ビル・エヴァンスのドキュメンタリー映画を見て来ました。 思わず憤慨してしまうほど、音楽の使い方があんまりな作品でした。 曲を適当にぶった切る! 適当に編集してくっ付ける! 中には、「あと1音でおしまいなのに…」というところで 無残に切られた…
長年使っていた液晶テレビがダメになってしまい、 しばらく前にSONYのBRAVIAに買い替えました。 これがインターネットにつなげられるテレビで、 大画面でAmazonプライムビデオやらYoutubeやら見られる優れもの! …つい数か月前まで、画面の端が黒くなっ…
(タイトルにもある通り、 この記事は映画「ガタカ」の内容や結末に触れています。 未見の方はご注意ください。) 「優れた人類を作り出す」なんて 大それたことを人間が考えるようになったのって、 一体いつの頃からなのだろう。 もっともっと昔からあった…
ちょっと前、「しあわせの絵の具」という映画を 映画館で観てきました。 「アール・ブリュット」(正式な美術教育を受けていない人が作り出す 芸術作品のこと。よく知られている例では「裸の大将」山下清など)を 扱っている作品で、芸術関係の勉強をしてい…
※どうしても映画の核心に触れてしまいますので、 作品未見の方はご注意ください。 (空白部分) ↓これより文章に入ります。 見終わってから、わたしは 「SF映画に新たな地平を拓く作品」 という触れ込みはウソじゃなかったな、と思った。 SF映画と言うと、 …
アニメ版の「美女と野獣」を、劇場公開時に6回見に行ったくらい大好きなわたし。 エマ・ワトソンがベル役とのニュースに、ワクワクと見に行きました。 以下、ネタバレがあります。 アニメ版と実写版との間には微妙な違いがあり、 どうしてもその部分中心の…
「往年の名作ミュージカルへの愛が溢れる新作ミュージカル」 という触れ込みの「LA LA LAND」を娘と見て来ました。 しかも、初IMAXシアターで。 ネタバレしてしまうため、映画の内容については触れません。 でも、見終わってからの娘の言葉は 「どうしてああ…
娘が邦題に惹かれたそうで、 「ある天文学者の恋文」を見て来ました。 ・・・久しぶりに映画館で寝てしまいました いやあ、つまらなかったなあ。 男の人って、いくつになってもスケベなんですな。 父親を自分が死なせてしまったという自責の念で自暴自棄にな…
公開初日、最終上映で「この世界の片隅に」を娘と見て来ました。 原作を何度読んだか分からない!というわたしは、 上映前にハンカチとティッシュを膝の上に出しておきました。 きっと激しく泣いてしまうだろうと思ったからです。 でも・・・。 本編中はほと…
「映画レビュー」ではありません。 わたしもまだ映画は見ていませんが・・・。 わたしが大大大尊敬する、こうの史代先生原作のアニメーション 「この世界の片隅に」が 明日から全国公開されます。 某国で「TRAMP」もとい、「TRUMP」さんが天下を取…
AMY WINEHOUSE(エイミー・ワインハウス)。 この作品の冒頭、14歳だった彼女が親友のために歌った 「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」がホームビデオの映像で流れる。 コロコロ笑い転げながら友達とチュッパチャプスを舐める様は、 まさしく「ティーン…
※ネタバレあり!!! 未見の方はご注意ください。 予告編を見て、「娘と見に行きたい!」と思っていた「ブルックリン」を 一緒に見てきました! たまたまその晩はスパゲティだったのですが、 娘はそれをフォークでクルクルしながら、 「なんかさあ、今日の映…
ウディ・アレン監督。 わたしは「カイロの紫のバラ」が本当に大好きで。 他にも大好きな作品がたくさんあります。 ニューヨークを舞台に撮っていた頃のものについては。 ヨーロッパを舞台にするようになってからの作品は、 スノッブさが鼻について感じられ、…
公開中のディズニーのアニメーション「ズートピア」は、 公開開始から6週後の今も、興行成績の1位を独走中らしいです。 わたしは、大学でビジュアル・デザインを学びたいと言っている娘と一緒に、 公開初日と昨日の2回見てきました。 ・・・す、す、すご…
「スタジオジブリ作品で何が好きですか?」 という質問の答えで、相手がどんな人かちょっと分かるように思いませんか? わたしは「千と千尋の神隠し」が一番好きで、 次点は「ハウルの動く城」と「耳をすませば」。 その3作品の中で、一番心に残っているのは…
この作品を娘と見たのは実は相当前のことでして。 レビューを書かなかったのは、 作品の完成度が良くなかった(正直言って観客は置き去りにされます)ためと、 一体何をどう記事にしたらいいのか分からず困惑したためです。 この映画にはとあるコミュニティ…
*おことわり この記事には公開中の映画「リトルプリンス 星の王子さまとわたし」の ネタバレが 大いにあります。 これからご覧になる方は十分ご注意くださるようお願いします。 「大人は数字が好きな生きもの」 サン・テグジュペリの原作にはそういう記述が…
娘と公開初日に見てきました。 娘が土曜日も学校で講習があった関係で3D吹替版しか見られず。 (当地では字幕版の公開なし・・・ジェフ・ブリッジズのファンなのでがっかり) 以前はメガネの上から3Dメガネを掛けなければならず、 始終手で押さえて置く必…
シルバーウィーク終了。 我が家はほぼ通常営業状態でした(泣) 「見られればいいなあ」とTSU○AYAで借りておいたDVDを2本見ただけ。 そのうちの1本が「複製された男」でした・・・(泣) ジェイク・ギレンホール、「遠い空の向こうに」がすごく良かったん…
(ちょっとネタバレあり!未見の方はご注意ください) あまりに大好きなので、 「L.A.コンフィデンシャル」についてもうひとつ記事にしてみる。 わたしの語学力では、特にラッセル・クロウの英語が聞き取りづらくて、 日本語字幕を見ながらだと何と言ってる…
このところ気分が晴れないので、 TSU○AYAからDVDを借りて来た。 「L.A.コンフィデンシャル」。 わたしの大、大、大好きな作品である。 この作品の舞台となっているのは1950年代のロサンゼルス。 「未来の街」と喧伝されていたロスを舞台に、 ロス…
杉浦日向子さんの「一日江戸人」はわたしの愛読書。 その杉浦さんの作品「百日紅」がアニメ化されたというので、 娘と一緒に見に行った・・・一抹の不安を抱きつつ。 と言うのも、作品の監督原恵一さんには「カラフル」で 非常にがっかりさせられた経験があ…
5月9日分が今ごろ代休になったため、 娘と「チャンス」を見た。 「グロリア」(もちろん、ジーナ・ローランズ主演のオリジナル版)と 「チャンス」をTSU○AYAで借りて来て娘に選ばせたら、 「チャンスが見てみたい」と言ったので。 「チャンス」はわ…
高校が休みの娘と「ニュー・シネマ・パラダイス」を見た。 前にも見たことはあったけれど、 齢を重ねてから見るとまた違った見え方がして、 新しい気持ちで感動した。 何を見ても結構反応がドライな娘も、 「アルフレード、いいヤツ過ぎ!!! 最初はちょっ…
将来的に視覚デザインの勉強をしたいという娘と、 「ベイマックス」を見に行った。 予告編は何度か見ていたけど、あんまり期待はしていなかった。 娘も「アナ雪もビジュアルは凄かったからね~。 なんかお話は面白くなさそうだったし」と期待薄の様子だった…
「スティング」をまだ見たことがない人は幸せ、 なぜならこれから「スティング」を見られる幸せがあるから! ・・・と言うくらい、「スティング」は最高の映画だと思う。 脚本、役者、カメラ、音楽、衣装・・・全てパーフェクト!!! その「スティング」を…
「全力でオススメしたい」と書いておいて、 初っ端から文句なのですが。 この邦題はカスです。 ひど過ぎ。 原題は'Song for Marion ' 、「マリオンのための歌」。 「マリオンのために」とか何とか邦題の付け方を もうちょっと工夫して欲しかったですね! 「…
久しぶりに夫と二人で土曜の午後を過ごした。 DVDでも借りて見ようということになり、 夫の希望で「KickAss」を借りてみた。 見終わっての夫の感想は、 「・・・何とも言えない映画だったなあ。 激烈だったね、いろんな意味で」。 確かに激烈だっ…
ヴェスパ―。 主に詩などで使われる言葉で、「宵の明星」を表す言葉だそうだ。 その名を親から与えられた彼女は夢のように美しかった。 美しかっただけではない、驚くほど賢く、知的な女性。 信じられないくらい大きな目は深い湖のような色をたたえ、 どこか…
イギリス映画祭り。 このところそんな状態が続いています。 ハリウッド映画のガチャガチャした感じが、 年を取ってだんだんしょんぼりして来ちゃったわたしの心情に そぐわなくなったのかもしれません。 という訳で、今回は「Alfie」です。 ジャズが好きな人…