まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

知り合いまでが「子宮系女子」に・・・。

(書庫「栗ようかんの部屋」の中の「お金、大好きになっちゃった人」をまずお読みください。)

元ボランティア仲間が「子宮系女子」に取り込まれてしまったらしいです。
参加した「セミナー」、たった2時間で料金が55,000円ですって!!!
連日湯水のようにお金を使う様子を、怒涛の勢いで発信中。
大人しくて地味な人だったのに、彼女らしくない・・・。
そして、「〇〇さんのお陰で人生が変わりました」と心酔し切った様子で書かれているのは、
「お金大好きになっちゃった人」その人なのです・・・オイオイ!!!

どうしちゃったのかな、彼女は。
長年うつ病に苦しんでいたご主人もようやく元気になって復職したのに。
赤ちゃんが出来なくて悩んでいたから?
(多分)お母さんに愛されない自分に傷ついていたから?
いい子を演じることに疲れてしまったから?

「子宮系女子」=「喪黒福造」なのでしょうか。
悩める女性の「心のスキマ」にするりと潜り込み、
「あなたはもう、悩まなくていいのよ。
『ありのまま』に生きればいいの」と甘い声でささやく。
そして、うっかり付いて行った女性たちは、お金をむしり取られ、
いいように利用されて。
でも、「セミナー」で洗脳されてしまっているから、
利用されていることにも気付かなくなってしまって・・・。

元ボランティア仲間のことが心配です。
まだ20代なのに、信じられないくらい穏やかで、
エゴの「エ」の字もない人だった彼女。
いつも自分が犠牲になって他人を盛り立てることに必死だった彼女。
真面目でひたむきな人だったからこそ、一度道を誤ると転げ落ちるのも早そう・・・。

彼女と仕事上で付き合いのあった知人は、
「まあ、仕方がないんじゃない?
それも彼女が自分で選んだことなんだし」と言います。
その通りではあるのですが、でも、でも、でも・・・。
今までだって十分に不幸だった彼女が、
クモの巣に絡め取られようとしてるのに知らん振りするのって、どうなのかなあ。
ただ見ていることしか出来ないのでしょうか。