まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

全ての人に見て欲しい映画、明日公開です。

「映画レビュー」ではありません。
わたしもまだ映画は見ていませんが・・・。

わたしが大大大尊敬する、こうの史代先生原作のアニメーション
明日から全国公開されます。

某国で「TRAMP」もとい、「TRUMP」さんが天下を取り、
某国では連綿と続く「うちの国が世界の中心だ」思想を推し進め、
神の名の下に暴虐の限りを尽くすものたちが世界中でテロを起こし、
ご近所さんにはやたらとミサイルをぶっ放す三代目もおり・・・。
鼻をクンクンさせてみると、大気がかすかにキナ臭くなって来たように感じられて、
この国の未来は、この世界の未来は、一体どうなっていくのか、
わたしたちの子供たちの世代は果たして明るい未来を生きられるのだろうか・・・と、
空恐ろしいような、モヤモヤとした不安な気持ちにならずにいられません。

だからこそ、今、この作品を全ての人に見て欲しい。

ほんの70年ほど前、この国にはこんな人たちが暮らしていたことを、
その人たちが時代に翻弄されながらどんな風に日々暮らしていたかを、
どんな状況になりながらも、生きることに真正面から立ち向かい日々真剣であったことを、
全ての人に今見て欲しい。

残念ながら上映スクリーン数はそう多くありません。
でも、本当に素晴らしい作品です。
一生心の奥に残り続ける作品です。
是非、是非、是非、皆さん映画館に足をお運びください。
どうかお願いいたします。