まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ちょっと面白くない気持ち

義母と話していて「あれれ?」と思ったこと。
 
「わたしなんか、毎日お父さんのことを見てるから何とも思わなかったのに、
息子はお父さんのことが何だかおかしいと思ったみたいで、
病院へ連れて行った方がいいって言ってくれた。
さすがにうちの息子だ」
お義母さんは得意げに自慢げに言ってたんだけど・・・。
 
お義母さん、お義父さんのことを「おかしい」と思ったのも、
お義母さんが「おかしくなっちゃってるお義父さん」からDV受けてる話を聞いて
「放っておいたら大変なことになる」と思ったのも、
県の高齢者110番に電話して、
内科のお医者さんだけど認知症サポーター医をやってる先生のことを聞いたのも、
そこの病院へ電話して事情を話しておいたのも、
残念ながらあなたの息子さんではなくて、わたしだったんですよ。
あなたの息子さんがやったのは、
実家へ行って「病院へ行った方がいいと思う」とお義父さんに言い、
そこの病院へ車で連れて行ったことだけ。
息子さんはわたしが「おかしい」と感じたほんの1週間前に実家へ行ったときに、
お義父さん本人に「大丈夫か?病院へ連れて行くか?」と尋ねて、
お義父さんが「いや、まだ大丈夫だ」と答えたから、
「親父も『大丈夫』って言ってたし、まだ大丈夫だ」などと帰宅してからわたしに言ってたんですからね!
お義母さんへのDVだって「いつものこと」としか思ってなかったんですから!
第一、あなたの息子さんはわたしがうつ病になって大変だった時にも、
何一つ気付かず、その後も家のことも何一つ手伝わず、
わたしはどんどん抗うつ剤を飲んで副作用で死にそうになりながら、
家事も育児も転勤先の町でひとりで頑張り、さらに登園拒否になった娘のことも、
耳の病気で大きな手術を受けた息子のことも、
全部ひとりで何とかしなくちゃならなかったんですからね!
そして、あなたの息子さんは後年その時のことを責めたわたしに対して、
「俺だって遊んでた訳じゃないんだからな!」と言い放ったんですからね!
 
・・・と言いたかったのはやまやまだったけど、
わたしは「そうですか、○○さん(わたしの夫のこと)は職業柄
いろんな人を見てますからね、
きっと非常に洞察力が鋭いんでしょうね」と笑顔で答えておいたのだ。
 
でもね、わたしは幼稚な人間なので、
ちょっと面白くない気持ちだったのです。
そんな訳で、ブログに書いてしまいました