まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

せっかくのチャンスなのに・・・。

地域包括支援センターの方から電話があり、
「7月からの健康教室に参加をとりやめたいと
お義母さんからご連絡ありました」って。
 
メマリーを服用し始めて10日ほど。
医師の指示通り7日目から一日量を5mg→10㎎にしたところ、
途端に義父の表情が暗くなり、傾眠が見られるようになったそうで。
病院に連絡して指示を仰ぎ、また5mgに戻したそうだけど。
(「こんなにいい具合に効いてる薬を、増やすのが嫌だ」と
先週義父を歯医者へ連れて行った時、義母が言っていた。
勝手に増量を止めるのはちょっとまずいと思ったので、
指示通り増量して服用させ、めまいや激しい眠気が見られた場合は、
すぐ病院へ連絡して指示を仰ぐようその時アドバイスしておいて良かった)。
「『夫の具合が悪くなったから、健康教室参加のための健診に行けなくなった。
だから、教室への参加はやめる』と、
お義母さんから連絡があったので・・・無理強いは出来ませんし・・・」
センターの方は電話口で残念そうだった。
 
・・・ああ、せっかくのチャンスだったのに!
運動嫌いの義父に定期的に運動もさせられて、
新しい知り合い(しかも全員65歳以上)も作れて、
知ってる人に会ったとしても「認知症」と知られずに済んで
(健康教室は介護認定を受けていない健康な高齢者対象なので)、
送迎付きで、教室終了後は天然温泉に入って来られて、
週1のペースでセンターの方に継続的に見守りしてもらえて・・・と、
まさに「一石投げてみたらいっぱい鳥が落ちて来た」的なおいしさだったのに!
 
まあ、一緒に参加予定だった義母自身が乗り気じゃなかったからな。
「健康教室をすすめられて、うまく乗せられちゃって参加するって言ったんだけど、
65歳以上はタダのサービスかと思ったら、結構なお金を取られるのよ!」
歯医者へ付き添いした時にそんな風に言ってたもんなあ。
お金をすごく持ってるはずなのに、どうしてそんなことを言うんだろうか。
(温泉にも入れて健康教室10回分でひとり7500円なんだって。
ちゃんとしたスポーツクラブでやるんだから、激安だと思うんだけどなあ。)
それに、義母は週1で拘束されるのが真っ平だった節もあるし。
(とにかく趣味に命を賭けているひとなので)
 
今週中に健診を受けて申込みすれば、
来月からの新開講に間に合うので、もう一度お勧めしてみてください、
とセンターの人にも言われたし、夫に義父を説得してみてもらったんだけど・・・。
結果はもちろん、NO!!!
威張っちゃってて誰の言うことも聞かない人だからね。
 
こうして、みすみす大事なチャンスを逃してしまったとさ。