まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

オカメインコは嫉妬深いのだ!

2歳半のオカメインコ、ぽんちゃん。
わたしはぽんちゃんに「お嫁さん」と思われている。
子供たちが近づいただけで口を開けて威嚇するぽんちゃんも、
わたしがなでるとフニャフニャになって「にぎりオカメ」状態に。
 
ぽんちゃんをカゴの上に出してひとしきりなでてやってから、
わたしはカゴの傍らでコーヒーを飲みながらカタログを眺めていた。
ただならぬ殺気を感じて顔を上げると、
ぽんちゃんが怒気を含んだ恐ろしい目つきをしながら、
羽を大きく広げて威嚇の体勢を取っていた。
なんで?
どうして怒ってるの?
 
台所にカップを下げようと立ち上がりかけたわたしに、
ぽんちゃんが攻撃してきた。
・・・???
・・・!!!
 
ぽんちゃんは黄色いコーヒーカップに嫉妬していたのだった。
自分はほったらかしなのに、
カップはチューしてもらったり(と見えるのだろう)して!
 
カップを置いて戻ってきたら、ぽんちゃんはいつも通りの
おとなしいオカメインコに戻っていた。
「あーん」とあくびして「なでて」とアピールし、
(変な話だけど事実。
以前実家で飼ってたオカメもなでて欲しい時には「あーん」してた。)
なでてもらえば頭をグリグリ動かし、目をつぶって恍惚の表情。
 
鳥ってすごく愛情深い生き物な分、
その裏返しでものすごく嫉妬深くもあるんだと本で読んだことがある。
本当のことです。
そこが可愛くもあり、また面倒でもあります、ハイ。