まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

一番手っ取り早く確実にお金を手に入れる方法とは

吉本の人気芸人が「反社会勢力」が主催した宴会に呼ばれて
出演料をもらう、「闇営業」をしていたというニュース。

仲介したという「カラテカ」の入江氏は、
「1万人とつながっている人脈」を売りにして、
本を出したり講演したり大忙しだったらしいけど…。
ついこの前まで世間では持ち上げられていた人が、
一転、「反社会勢力(暴〇団などのこと)との黒いつながり」だの、
「ギャラをピンハネして私腹を肥やしていた」だのと、
叩かれるだけ叩かれる事態になっていて。

わたしはあまり民放のテレビを見ないので
(土曜日の夜にやっている「さま~ずのサマーリゾート」と、
マツコ・デラックスが夜の街をブラブラする番組くらい)、
カラテカ」は「大家さんとぼく」を描いている方の人しか知らなかった。
ものすごく痩せて病弱そうな感じのする、
おじゃる丸」に出て来る「うすいさちよ」みたいな人の相方が、
「年商1億円!」なんて派手なことをしてたとは知らず、本当に驚いた。

今さらながら、お金は怖いですなー。

わたしは半世紀以上生きて来て悟ったことがある。
お金は易々と手には入らない。
仮にそういう方法があったとしても、その情報は大金持ちのところへ行き、
わたしみたいな庶民が知ることは絶対に出来ない。
(巷にあふれかえっている「この方法で簡単に大金持ちになった!」の類は、
ほぼ全てデタラメなのです、残念ながら)。

タイトルに付けた、一番手っ取り早く確実にお金を手に入れる方法とは、
つまり、地道にコツコツと働いて給料をもらうこと。
もらった給料を浪費しないこと。
そして、もっとお金が欲しいなら、頑張ってスキルを身に着け、
そのスキルが生かせる職に就くことだ。

「なーんだ、そんなの、当たり前だろ!」と思われただろうか。
30年以上前に取得した教員免許(昔は一生ものだったのに…)しか資格がないわたしが、
この春辞めた前職で受け取っていた給与の年額は、
芥川賞」の賞金とほぼ同額だったのですぞ。

だからね、「人脈を生かして苦労せずにでっかく稼ぐ!」なんて考えずに、
地道に働きましょうよ、ねっ。