まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

給料二日分の寄附を!!!

熊本県を中心とする大地震
震度6とか5とか言う大きな地震がこんなにも立て続けに・・・。

NHK FMを聞いていたら、仙台放送局の男性アナウンサーが、
「被災地に住む私たちはとても他人事と思えず、
心がザワザワとするのを止められません」
的なことを言っていた。

心がザワザワ。
本当にそうなのだ。
「次から次へと大きな余震が来て、
おちおち眠ってもいられねえんだ」
東日本大震災の時の、
不安そうなとうさんの言葉を思い出す。
そして、震災の後、かあさんが急激に弱っていったことや、
震災から1年半後にかあさんが、その半年後にとうさんが
相次いで亡くなったことも。

お年寄りとか病人とか障害を持った人とかが何の心配もなく暮らせるのは、
飽くまでも「平時」だけなのだ、という厳しい現実を今でも時々噛みしめる。

それでも、何かしたい。
微力なわたしだけれど、九州で困っている「誰かのとうさんやかあさん」たちのために、
何か出来ることをしたいと切に思う。

東日本大震災の折、「ほぼ日刊イトイ新聞」で糸井重里さんがこんな提言をしておられた。
「給料二日分の寄附を、出来るだけ継続して行おう」。
こんな大災害にあたって、コンビニのレジ前にある募金箱に入ってるみたいな、
小銭の寄附じゃどうにもならない、
節約したりしてねん出できるお金、
無理なく続けられるけれどある程度まとまった額のお金、ということだったと思う。

ちょうど今月から日中の仕事も始めたし、今までよりまとまった額のお金がもらえるはず。
わたしも、もらったお給料の15分の1を寄附しようと思う。
ほんの数千円なんだけどね。
息子への仕送りとか、娘の美大予備校代とか、お金は切実に必要だけど、
15分の1だけなら何とか続けられると思うから。

そして、大震災の時に分かったことが一つ。
皆で力を合わせ、早く笑顔を取り戻せたところから、復興して行きました。
皆さんが大変な時を力を合わせて乗り切れますように。
一日も早く笑顔を取り戻せますように。
遥か東北の地よりお祈りしております。