まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ドライブレコーダー

夫が今朝、
「来月お給料もらったらドライブレコーダー付けたい」と
言ってきました。
昨年カーナビを後付けした時、ドライブレコーダー
どうするか相談して「付けない」と決めたのに、
急にどうしたのかなあ、と思ったら…。

夫が昨夜飲み会で仕入れて来た話です。
知り合いの知り合いが「警察の偉い人」から聞いた話(何だか怪しそう…)で、
「最近弁護士からの交通事故についての照会が急に増えた」のだとか。
数が増えすぎてしまい、「飯の種」に困った弁護士さんたちは
つい最近まで「サラ金の過払い金返還請求」の成功報酬でお金を得ていたそうなのですが
(そう言えばラジオCMでも「成功報酬は20%」って散々言ってました)、
それも取れるところからは取りつくしてしまったらしく。
その次の「飯の種」としてターゲットになりつつあるのが、
交通事故なのだそうです。
自分に落ち度がなくても、腕利きの悪徳弁護士が相手方に付いた場合、
不当にお金を取られるケースも出て来るかも知れない、
その「お金を取られる側」にいつならないとも限らないから、
証拠を残すためにドライブレコーダー
付けておいた方がいいと、夫の飲み友達が力説していたそうなのです。

…確かに。
先日、我が家ではこんなことがありました。
夫が歯医者さんに行ったときのこと。
駐車場出入口のすぐそば、出入りする車がみんな通る場所に、
ラインから飛び出して駐車している車があったそうなのです。
雪で駐車場が狭くなっていることもあり、
その車の鼻先ギリギリを通って車を停め、歯医者さんに入ろうとした夫に、
車の中にいた女性が「あなた、車にさっき当てましたよね?」と
声を掛けて来たのだとか。
それで夫は「どこに当たりましたか?」と言って一緒に車を見たそうです。
その後でうちの車も一緒に見てもらって双方傷がないことを確認してもらい、
診察を受けて外に出たところ…。
一見して「ヤン〇ー」と分かる風体の若い男性が
「おい、うちの車に当て逃げしやがって」と因縁をつけて来たそうで。
「傷がないことを連れの方にも確認してもらいましたが?」と夫が答えると
男性は「俺の女が当たったって言ってるんだ!嘘つき呼ばわりするのか!
てめえ、なめんじゃねえぞ」的なことを言って脅して来たのだとか。
夫はびっくりしたものの、「じゃあ、警察に来てもらいましょう」と言って
その場で110番して警察を呼んだそうです。
結局どこにも傷は付いていなかったため、事故扱いにならなかったのですが、
その時冷静に警察を呼んでいなかったら、
相手に言われるがままお金を払うことになったかも知れません。
さらに、後から女性が「ぶつけられた時の衝撃で首が痛くなった」
などと言って来たら、その治療費なども取られることになったかも知れません。
ドライブレコーダーが付けてあれば、証拠があるのですから、
無用なトラブルに巻き込まれるのを回避できるんですよね。

昨年カーナビとドライブレコーダーの一体型に
しておけば良かった…と後悔しつつ、
お給料が入ったらすぐ「イエロー〇ット」に行かなくちゃ!
と思っているわたしなのです。