まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

義父の顔が腫れあがりました

一昨日のこと。
ふと思い立って老人ホームへ面会に行ったら、
職員さんたちが「コーセイさんの家族が来た!」
「誰か呼んだの?」「えーっ、このタイミングで?!信じられない!」と、
謎のリアクション。

なんと、原因不明で義父の顔半分が赤く腫れあがってしまい、
「病院へ連れて行くべきかどうか」で大騒ぎになっていたところだったのです。
「良かった~、おヨメさん来て下さって。
今、お医者さん来るのを待ってるところだったんですよ!
コーセイさんと一緒に待ってあげてくださいね!」
(えええーっ、ちょっと寄って差し入れ置くだけのつもりだったから、
冷凍食品とかいろいろ買っちゃったのに・・・)と思ったけれど、仕方がない。
「あと5分くらいで来る」はずのお医者さんを40分以上も待ち、
(その間義父は「ボールペンが無くなった」という考えに取りつかれてしまい、
わたしはお付き合いして、部屋中を一緒に探しまわっていました)
やっと来たお医者さんは義父の顔をチラッと見ると、
「ああ、分からない、分からない。
気になるんだったら、皮膚科でも何でも、とにかく専門医に行って診てもらって」
と言っただけですぐ出て行ってしまいました。
(ホームのインフルエンザの予防接種のために呼んだお医者さんだったので)

義父の顔の腫れに関して思い当たる節は・・・あったのです、実は。
先日2か月に1回の通院日の際気付いたのですが、
義父は鼻の孔に指を突っ込んで常にホジホジしてしまい、
鼻の孔やその周辺が傷だらけになっていたのです。
多分、そこからばい菌が入って腫れてしまったものと思われました。
そこで、いつも通っている精神科の本院である総合病院の耳鼻科に連絡してもらい、
夕方にはなっていたのですが診察してもらえることになりました。

お医者さんは、多分インターンだと思われる、若くて可愛い女医さんでした。
義父は、機嫌良く診て貰っていましたが、
鼻の中にファイバースコープを入れられると、
「もういい!もう十分だ!」と叫びながら、激しく頭を動かそうとしたので、
女医さんはびっくりなさってました。
「もういいかどうかはお医者さまが決めることですから。
先生がいいとおっしゃるまでは辛抱してくださいね」
と言うと、渋々従いましたが・・・。

結局原因は不明のまま。
ただ、血液検査の結果強い炎症反応が認められたので、
抗生剤の点滴を受けることになりました。
「もういい。十分だから帰る」
3分に1回くらいそう言って動こうとする義父に、
「ここ、見てください。
この水が無くなったら帰れますよ」(にこっ)
と輸液バッグを示すことを際限なく繰り返し、
(もう少し滴下スピードを速くしちゃったらまずいよなあ・・・)などと思い始めた頃、
ようやく点滴終了。
「ご高齢ですし、明日も救急で点滴受けさせてくださいね。
明後日は受診ということでよろしくお願いします」
と先生に言われて、
(えええーっ、明日は娘と修学旅行の買い出しに行く約束なのに・・・)と思いつつ、
「はい、分かりました」と返事をするしかない、おヨメさんなのでした。
車に積みっぱなしだった買い物したものは、
天気が悪く寒い日だったので思ったほどのダメージではありませんでしたが、
弁当用の冷凍食品は全滅でした

それにしても・・・鼻くそをほじくるなーっっっ