まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

春を撮って来ました!

ほんの半月前までは雪が降っていたこの町にも、
とうとう春がやって来ました!
春は英語でSPRING、本当に心が弾みます。
今年も冬が終わったーっ!!!
今年も忘れることなく春がやって来たーっ!!!
お天気はちょっと冴えませんが、自転車で春を撮りにGO!!!

ではでは。
イメージ 1
アパートの近所にある、

昨年秋に「一番きれいな紅葉」を撮った場所で。

ソメイヨシノではなく、ちょっと乳白色っぽい色の桜です。

花の付き方などが、江戸時代に描かれた絵などの

桜に似ている気がします。

イメージ 2きれいなピンクのしだれ桜。

なんとも言えずに可愛い色合い。

絵の勉強をしている娘がこれを見て

「こういう色が出せるようになりたいんだよね」と

ぼそっと言っておりました。

イメージ 3しだれ桜を下からあおるように撮ってみました。

福島県にある有名なしだれ桜「三春の滝桜」もびっくり!

という訳にはいきませんが、

実物はなかなか姿のいい古木でした。

きっと木霊がいますよ、この木にも。

イメージ 4スミレの仲間でしょうか。

カメラ片手に皆上を向いて桜ばかり見ているお庭の、

日陰になっている隅っこに固まって咲いてました。

上がったばかりの雨が葉の上でキラキラ。



イメージ 5お寺の庭の池にはミズバショウが。

一応新幹線も止まる駅から

歩いてほんの15分ほどの場所に、

こんなものが咲いていることに驚きました。



あっという間に咲いた今年の桜。
昨日は無情の雨が降りました。
桜を見ると2年前、入院していた父の許へ花を拾って持って行ったことを思い出します。
「ああ、桜かあ。もう桜が咲いたんだなあ」
桜の花を手に取って父はとても嬉しそうでした。
前の年の秋に母を亡くしたあと、
「俺はもう桜の花が咲くまで生きていられないだろう」と言っていた父。
その父に桜を見せてやれた喜びと、
父を喜ばせてやれた嬉しさとで、あの日のわたしは幸せでいっぱいでした。
満開の桜に、今日は強い風が吹きつけています。
桜の木の下に落ちてきた桜を拾って、父の写真の前に供えました。

北国の春はすごい早さで過ぎ去って行きます。
桜の木の隣では、ハナミズキのつぼみがもう色づき始めていました。

ここで一句。
      北國を 櫻の春が 駆け抜ける
季重なりなのは見逃して頂くことにして・・・お粗末いたしました