まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

夫に「旨い!」と言わせようプロジェクト2014

このところ3、4年ほど、夫へのクリスマスプレゼントとして
美味しい日本酒とそれに合うおつまみをお取り寄せしている。
 
新婚だった頃。
夫は「不味い」という単語を知らない人だった。
新婚旅行から帰って来た翌日、野菜炒めを作って出したら、
ものすごく感激したような口調で夫に
「旨い!これ、旨いよ!」と言われたのをよく覚えている。
もやしやキャベツやにんじんと少しの肉を炒めた、
なんということもない、ごくフツーの野菜炒めだったのに。
姑があまり料理の得意でない人だったこともあり、
その頃の夫は何を作って出しても「旨い」しか言わない人だった。
 
あれから幾星霜。
夫は恐ろしいくらいのグルメ男になってしまった。
頑張って作った料理も、ひと言も発することなくほんの数分で平らげる。
付き合いで行く飲み会から帰宅すれば、
「飲み放題で安酒ばかり出て来た」
「つまみが全然なってなかった」等々、料理と酒に関する愚痴のオンパレード。
ふと気づくと、夫から「旨い!」という言葉はあまり聞かれなくなってしまっていたのである。
 
・・・と言う訳で、勝手に「夫に『旨い!』と言わせようプロジェクト」を行っているのだが・・・。
ずーっと惨敗状態であった。
ネットで情報を仕入れ、「太閤の飲んだ酒」だの、「日本酒に合うチーズ」だの、
いろいろと取り寄せてみたのだが、どれもいまひとつ。
ただ一つ、去年石川県から取り寄せた「ひやおろし」と「ほたるいかの干物」に対しては、
「おっ、これ、なかなか旨いな」と好反応を見せた。
 
そんな訳で今回も北陸シリーズ。
富山県のお酒とおつまみを取り寄せてみた。
酒は「立山」と「満寿泉」の純米吟醸酒
つまみはほたるいかの沖漬と、白エビと甘エビの昆布〆。
その結果は・・・!!!
夫は特に「満寿泉」と「ほたるいかの沖漬」の組み合わせが気に入ったそうで、
「これは、旨い!」と大変満足そうであった。
 
・・・良かった。
今回のプロジェクトは大成功であった。
次回に向けて、また情報収集がんばろう
 
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追記
わたし自身は全くの下戸でお酒が飲めません。
そんな訳で情報収集はもっぱらネットに頼っております。
もし、この記事を読んでくださった方の中で、
「美味しい純米酒知ってるよ」「日本酒によく合うおつまみ知ってるよ」
という方がおられましたら、是非コメント欄にてお知らせくださいませ。
夫は純米酒ファンですので、どうぞよろしくお願いいたします。