まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ロコモ予備軍を脱出するぞ!

これからは「メタボ」より「ロコモ」対策が肝心なんだって。
 
運動しないことにより、全身の筋肉や器官の働きが衰えてしまい、
糖尿病や高血圧などの基礎疾患がない場合でも
やがて寝たきりになってしまうというもの。
 
76歳の実家の母がまさにこれ。
母は15年前の足の骨折をきっかけにうつっぽくなってしまい、
半引きこもり生活に入ってしまった。
ここ一年ほどは認知症のような症状も見られるようになった。
歩かない、外出しない、人と会わない=刺激が足りない→認知症
という図式で今のような状態になってしまったのだと思う。
 
もちろん、ここに至るまでにはわたしも姉もいろいろ働きかけた。
うつ病ではないか?」と受診も再三すすめてきたし、
散歩に連れ出そうとしたり、紅葉狩りや温泉旅行に連れ出したりもした。
でも、「疲れるから迷惑だ。」の一点張り。
もともと母は非常に他人に厳しい性格で、
父はいつもそのお小言の嵐の犠牲になっていたから、
母の活動性が落ちてだんだんおとなしくなっていったのを
どこかで歓迎していた部分もあったのかもしれない。
しかし、そうやってずるずると引きこもり生活を15年間続けた結果、
口八丁手八丁だったはずの母は、薄ぼんやりとした、
喜怒哀楽もなくしてしまったようなしぼんだ老女になってしまったのだ。
 
実家の父には「放っておいてくれ」「傍観者でいてくれ」と言われている。
しかし、夫婦とは言えもともと赤の他人だった父とは違い、
わたしと姉は母が身を分けて産んでくれた身なのだ。
ここで食い止めなければ、母はあと2年くらいで寝たきりになってしまうだろう。
 
・・・と、母の話は別のブログに書いてるので、わたしの話に移ろうか。
(うちの母のことは「父さんは『参っちゃったなあ・・・。』と言った」というブログをどうぞ。)
こんな恐ろしいロコモにならないようにするには、
実は40歳代からの対策が肝心なんだって。
筋肉量を上げ、身体の柔軟性を保ち、骨量をキープする。
毎日ちょっとずつ運動と食事に気をつければ、70代、80代になってからも、
ロコモにならずに過ごせるんだってさ。
わたしは自他共に認める運動音痴だし、日常的にも全く運動していない。
食事もすごくいい加減だし、睡眠時間もすごく少ない。
・・・このままじゃ、ロコモコースまっしぐらだ!!!
 
・・・と言うわけで、これから気をつけて実行していくこと。
・食事を三食食べる。
 (面倒だったり食欲がなかったりするときは、シリアルを食べる。)
・スローステップ運動を1回15分ずつ、最低でも1日1回は行う。
 (歯磨きしながら、タイマーを使って行う。)
・近所の図書館へ行くときには自転車を使わずに早足で歩く。
 
食事と運動に気をつければ、数ヶ月で骨量は増加し、
筋肉量に至ってはほんの数週間で変化があるものなんだって。
早速今日から、ロコモチャレンジだ!!!