まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

「竜のかわいい七つの子」を読んだ

 
・・・いやあ、もうびっくりした。
お話によってガラリと変わる画風、
ひねりが効いていて、でも読後感が心地よいストーリー。
第一話を読み終えた時点ですっかりファンになってしまった。
 
これから読む方のために内容には触れずにおくけれど、
とにかくこの作者はすごい。
ものすごい才能だと思う。
(たった1箇所だけ惜しい点が・・・。
矢を射るように命令するときは「矢を射て」じゃなく
「矢を射よ」だよね。
そこだけ、すごく惜しい!と思った。
コミックを読んでると時々誤字が気になることがある。
「コミック」と聞いただけで見下すような人種もまだいるのだから、
誤字とか脱字、用法の間違いなどにはもっと細心の注意を払ったほうがいいと思う。)
 
早速この作者の既刊を注文してしまった。
こうの史代さん、荒川弘さんに続いて、
新刊が出るのを楽しみに待つ作家さんになりそうだ。