まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

「月」から広がる豊かな世界

エクスプランテ、というところから出ている
「ガジェットブックス シリーズことば 月」という本を買った。
一応本、と言ってみたけれど、ちょっと見たところ分厚いブロックメモ。
メモ用紙大の紙1枚につきひとつ、月に関する言葉や詩歌などが書いてある。
それが300も。
 
夜寝る前にぱらぱらとめくってみる。
「月の桂を折る」「月宿」「寝待月」「十九夜さん」・・・。
初めて聞くものばかり。
「月」をめぐって、なんと豊かな世界が広がっていることだろう。
 
電気のなかった昔。
夜空に輝く月は、今以上に圧倒的存在感を放っていたことだろう。
その月を愛で、月に酔い、月に狂い、人々は暮らして来たんだなあ。
月を見る目がちょっと変わりそう。