まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

「ダンジョン飯」を読んだ

九井諒子さん。
わたしの最近のイチオシの漫画家さん。

久井さんの初めての長編「ダンジョン飯」1、2巻をまとめ読み。
・・・いやあ、めちゃくちゃに面白い!
わたしはゲームは一切やらないんだけれど、
それでも十二分に面白かった。
RPGが大好きな子どもたちは、なお一層面白く読んだようだ。

それにしても、久井さんは絵がものすごく上手い。
今までに出ていた短編作品集を読んだ時にもあまりの上手さにびっくりしたけれど・・・。
短編作品では、作品の持つ色彩に合わせて画風まで変えて来る器用さに心底驚いた。
まさか、CLAMPみたいに、複数の人で描いている訳ではないよね?
もう閉鎖されたみたいだけれど、「西には竜がいた」という久井さんのブログにも、
溢れ出る才能の片鱗がキラキラしてたっけ。

すごいなあ、すごいなあ。
どうやったら久井さんみたいな発想を持てるようになるんだろう?
そして、どうやったらあんなに自在に何でも自分の画風で描けるようになるんだろう?
・・・などと、美大志望の娘を持つ母としては、
どうしてもそのバックグラウンドが気になってしまうのだった。
いやですねえ。