まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

田舎ならではの美味しい秋。

朝晩、肌寒く感じられるくらい涼しくなった。
我が家の中学生も、
日によって長袖のブラウスを着て登校している。
帰りには真っ赤な顔をして、
「暑い暑い」と袖をまくって来るんだけど。
(その辺り、やっぱり女の子なんだなあ、と思う。
息子はどんなに肌寒くなって来ても、
面倒くさがって衣替えまではずっと半袖しか着なかった。)
空は抜けるように青く高く、そして広い。
何と言っても田舎だからね。
 
そして、田舎ならではと言えば・・・。
「味覚の秋」!!!
わたしの大好きなブドウが沢山出回り始めた。
最近新しい品種のものが続々作られていて、
サクサクとした歯触りの皮ごと食べられるものがたまらなく美味しい。
しかしながら、実に高い。
ひと房1000円近くするものばかりで、
そうそう気軽に買って食べられるものではない。
 
それが、産直の店(農協直営!)へ行ってみて素晴らしいものを発見。
高級品種のブドウを数種類、バラで詰め合わせたものが
実に格安で売られているのだ!
しかも、名前が泣かせる。
「秋の宝石箱」。
彦摩呂さんか!!!と思わず突っ込みたくなるネーミング。
収穫の際に房から外れてしまったものを集めて、
パック詰めしたものらしいが、これがホントに美味しい。
しかも、ひと房ずつ買ったら4~5千円にもなってしまうようなブドウを、
少しずつ何種類も味わえるという贅沢さ。
 
たまりませんなあ。
田舎暮らしは不便なことも多々あるけれど、
こういう美味しいこと(文字通り!)もあるのだなあ。