まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

日本人は冷静でいよう。

中国での反日運動。
デモが暴徒化し、投石したり放火したり、
あとは日の丸を燃やしたり、日本車を壊したり、挙句の果てには略奪したり。
歩いていた日本人が暴行されて怪我をする事案もあったそうだ。
 
一方日本の片田舎のここ。(どこだ、おいおい。)
うちの近所のスーパーマーケットでは、中国からの留学生が
ラブラブ~な様子でのんびりお買い物。
もちろん、大声で中国語で話しながら。
こちらも一瞬「!!!」とは思うものの、
留学生たちの屈託のない様子にすぐ平常モードに。
 
これでいい、と思う。
こうし続けなければ、とも思う。
中国国内に沢山の日本人がいるのと同じように、
日本国内にも沢山の中国人がいるけれど、
そういう人たちに危害を加えるようなことがあってはならないと思う。
仕返しとばかりに中国の旗を燃やしたり、
中国製品を壊したり、といったこともしてはならない。
中国がかの国の中でいかに挑発的なことを行っても、
日本人は超然としているべきだと思う。
 
それこそが成熟した文明国の国民がとるべき行動だと思うからだ。
同じレベルになってはいけない。
 
日本はドラッグストアの外に見張り役の店員がいない状態でBOXティッシュが山積みになっていても、
誰もそれを盗んだりしない国なんだ。
経済が傾いても、日本人はそういう国民性を世界に誇っていい。
卑屈になる必要は全くない。
かと言ってかの国の国民のように増長してはならない。
経済力を背景に鼻息荒くナショナリズムの風を吹かせることは、
非常に恥ずべきことだと、バブル経済を経験した日本人なら知っているはずだからだ。
日本はバブル経済の時期、世界をカネで買おうとした。
それは恥ずべきことだし、その反省は忘れてはならない。
しかし、日本はそんな時期でも世界の平和を脅かす存在になったことは
一瞬たりともなかった。
日本人はそのことをもっともっと誇りに思っていい。
もう一度言おう。
わたしたちの国の国力が最大になっていた時期でも、
日本は世界の平和を脅かしたことはなかった。
 
経済成長を背に反日運動に加わっている中国の富裕層やインテリ層のみなさん。
あなた方のお国はどうですか。