まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

Lucky to be me

Lucky to be me・・・わたしの一番好きな曲。
 
最初にこの曲を聴いたのはトニー・ベネットビル・エバンスのアルバムで。
そしてビル・エバンスの企画盤"Piece peace and other pieces"でのソロ演奏。
(その頃まだリバーサイドのコンプリートBOXセットを持ってなかったので。
ちなみに、このアルバムのジャケット写真のエバンスは、ものすごく素敵だぞ。
Potrait in jazzのジャケット写真より、数段ハンサムさん。
数あるエバンスの写真の中でこれが一番好き!)
それからモニカ・ゼッタールンドとの共演盤での演奏。
そしてブロッサム・ディアリーの弾き語りのもの。
どれも、本当に大好き。
 
Lucky to be me=わたしでいられて良かった、という意味か。
原曲はミュージカルOn the townの中の曲で、
恋に縁がなかった自分に恋がやって来た喜びを弾けるように歌い上げる曲。
「わたしで本当に良かったーーーーーーーっっっっっ!!!」
という感じ。
対してわたしが持ってる演奏はすべて、しみじみと味わうように
「わたしでよかった・・・。」という気持ちが伝わってくる感じ。
 
人生いろいろあったけど、
結局わたしでいられて良かった、としみじみ思えるのって、
オトナの特権のような気がする。
今日はわたしの中ではBill Evans Memorial Dayなので、
エバンスのソロ演奏を聞きながら、しみじみしようと思う。