まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

愛嬌のあるおばあちゃんになりたい

月に2度老人ホームへボランティアしに行っている。
10人ほどの主婦の仲間と一緒に、
青い山脈」とか懐かしの歌を歌ったり、
音楽に合わせて体操したり、紙芝居を読んだり、傾聴したり。
 
何人ものお年寄りと接しているうちに、
わたしには将来の目標ができた。
 
老人ホームにはいろんなお年寄りがいる。
「昔はさぞかしべっぴんさんだったんだろうなあ。」と思うようなきれいな方や、
学校の先生でもなさってたのか、年を取っても頭の切れる方などなど。
しかし、残念ながらそういう方々は談話室などでぽつんとなさってることが多い。
一方で、お年寄り仲間やホームの職員さんなど、
周りにいつも人が絶えずいて、その人の周りだけ笑い声があふれている方もいる。
そういう方に共通しているのは、いつも笑顔で愛嬌があるということ。
しわしわだったり、ちょっと認知症だったり、車椅子だったりしていても、
愛嬌があって可愛げのあるお年寄りの周りはいつも明るい空気が流れている。
「ありがとう。」「うれしいよ。」「楽しいね。」
そういう言葉がどんどん出てくるお年寄りの周りには人が自然に集まる。
逆に「面白くない。」「つまらない。」「やりたくない。」
そういうお年寄りは、どんなにきれいで頭が切れても、
自然と孤立してしまう。
 
年を取って孤立するのはいやだなあ。
年を取っても笑顔に囲まれていたいし、
自分も周りを笑顔にできるようなひとでありたい。
そんな訳でわたしの目標は、愛嬌のあるおばあちゃんになること!
しわしわだって、シミがいっぱいだって、白髪だっていいから、
可愛げのある、愛し愛されるおばあちゃんになれるよう、がんばろう!