まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

Blossom Dearieが好き

幼稚園までの行き帰り、音楽を聴きながら
出来るだけ歩くことにしています。
1か月ほど前にレコードプレイヤーが壊れてしまい、
新しくUSBに録音できるタイプに買い直したこともあって、
現在、レコードやCDからウォークマン
アルバムをコピーする作業を少しずつ進めているところ。
今日はBlossom Dearieのアルバム2枚とFrank Sinatraのアルバム1枚を
新たにコピーしました。

改めて聴き直してみると、Blossom Dearieは、本当にピアノが上手くて、
選曲のセンスがとてもいい人だったんだなあ、と感じさせられます。
彼女の歌声は本当に独特で(白人女性ジャズボーカリストとして見ると
声が非常に高く、可愛らしい感じ)、よく「小鳥がさえずるような歌声」と称されるのも
むべなるかな、という感じの声なのです。
中には「カマトトボイス」などと失礼千万(!!!)な表現をする
評論家もいるようなのですが、彼女の場合は年老いて亡くなる直前まで、
そのままの声で弾き語りを行っていたと言うのですから本当にすごい!
まさしく天から与えられた、ワン&オンリーな才能の持ち主だったのです。

今日コピーしたアルバムは「Sweet Blossom Dearie」と
「Verve jazz masters 51:Blossom Dearie」の2枚。
前者は1967年ロンドンのロニー・スコッツ・クラブでライブ録音されたもの。
これを聴くと、彼女のピアニストとしての素晴らしさも良く分かります。
…本当に凄いなあ、楽々と弾きながら可憐に歌うんだもんなあ、しかもライブで!

そんな訳で、今日は彼女の歌声を聴きながら幼稚園へ
向かいたいと思います。
お天気も回復したことですし、まずは「On a clear day you can see forever」を
聴きましょうか。