まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ねえさんのこと

ずっと没交渉状態になっていたねえさんから
突然メールが来ました。

その内容は驚くようなものでした。
大学病院のお医者さんでもなかなか分からないような、
日本中で千人足らずしか患者がいない難病になり、
ずっと入退院を繰り返していること、
かなり前から人工透析を受けるようになっていること、
今年中に腎移植を受けるかもしれないこと・・・。
遠くの町で働いている一人息子は仕事を休めるかどうか分からないため、
万が一手術になった際には仕事を休んで
手伝いに来て欲しい、とありました。

とても「いや」とは言えない状況ですよね。
これで「いや」と言ったら人でなしですもん。
でも、本当は「いやです!絶対にいやです!
あなたが今まで身近な人たちにしてきたひどい仕打ちを考えたら、
こんなの、天罰だと思います!
わたしのことを子供の頃からずっといじめて来ただけでなく、
あなたの息子だってあなたのせいで人生目茶目茶になったんだから、
その悲しみでおっかさんだっておかしくなって死んじゃったんだから、
そしておっかさんに死なれた悲しみでおとうだってすぐに死んじゃったんだから!」
ってのどから血が出るくらい叫びたい。

・・・本当に叫びたいのかなあ、わたし。
もう何も感じないです、本当のことを言えば。
ねえさんからのメールを読んでも、悲しみも怒りも驚きも何も感じない。
「来月なら仕事が一段落しているから迷惑かけずに休めるなあ。
ただ、わたしはパートタイマーだから仕事を休んでしまうと
収入がゼロになってしまうなあ・・・」としか感じられないのです。
きっとどこかが壊れてしまっているんですね。

それにしても・・・。
神様はわたしにどうして次から次へと
このような試練をお与えになられるのでしょうか。
もしかして、天罰を受けているのはわたしの方なのかもしれませんね。