まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

咽喉頭異常感症、だそうです

ご無沙汰しておりました。
久しぶりの更新です。

1か月くらい前から、何だか喉に異物感を覚えるようになりました。
仕事を始めてから人と話す機会が格段に増えたためか、
時々声が突然しわがれたようになって出にくくなることもあり、
「ポリープか何か出来たのかも」と思って耳鼻咽喉科を受診しました。

「どうしましたか?」
「あの、喉に異物感のようなものがあって・・・」
ドクターは「『あー』と声を出して」と言いながら喉の写真を撮り、
「これは喉の入り口しか見えませんけど、異常はありません。
鼻からファイバースコープを入れて奥を見ますから」
そして、撮った映像を見せながら、
「はい、何もありませんね。
喉頭がんになるのは10:1で男が多いのに、
がんかも知れないって病院に来るのは
あんたみたいな更年期の女性がほとんどなんですよ。
異常ありませんからね。
原因は分かりません。
更年期ってことでホルモンの関係かもとは言われてますけど、
とにかく異常はないんですからね。
まあ、ネブライザーして行ってください。
喉頭異常感症っていうものなので、ペーパー上げるから家で読んで。
はい、終わり」

「また来たよ、訳分からん無知なおばさんが」
と言うドクターの心の声が聞こえた感じ。
俗に言う「塩対応」ってヤツでした。

帰宅後もらったペーパーを読んだら、
「ストレスが原因になることも」と書いてありました。
女性が更年期を迎える頃って、家族が大きな転機を迎えがちですよね。
子供の出産・結婚・就職・受験、実の親や義理の親の病気・介護・死別、
配偶者の病気・リストラ・退職・・・。
そんな次から次へと大波に襲われる家族を支えつつ、
母であり妻であり子でもある女性は、
笑顔で明るく元気な自分を演じなければいけません。
そりゃあストレスたまりますよ、本当に。

「仕事とか家族のこととかでいろいろ大変でしょう?
喉自体に異常はないので安心してください。
のんびりゆったりとした気持ちで過ごすのが良いので、
上手に気分転換しながら暮らすように心がけてください」
そんな風にドクターに言ってもらえたら、
みんな安心できると思うんですけどね。
そんなことをドクターに期待してはいけないんでしょうか。