まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

娘は高校を卒業しました

いろいろあったけれど・・・。

娘は無事高校を卒業しました。
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胸に生花のコサージュを付け、

姿勢の良い娘が足取りも軽く体育館に入って来るのを見た途端、

わたしの目からは堰を切ったかのように涙が滂沱として流れ落ちました。


なぜか娘が「会長」になっていた、「漢文愛好会」。

仲間たちとわたしは初対面でしたが、娘の話をたくさん聞いていたので

年の離れた旧友に会ったような気持ちになりました。

弾けるような明るい笑い声を上げながら並んだ彼女たちの姿を

わたしたち母親は何枚も写真に収めました。

・・・まるでこの瞬間を永遠にとどめておこうとでもするかのように。


帰宅した娘の手には小さな花束が。

部活動の後輩たちから贈られたものでした。

後輩たちが寄せ書きしてくれたという色紙を見て、

わたしは自分が高校を卒業した三十数年前のことを思い出しました。

あれから随分時が流れたんだなあ・・・。


大学合格を祈って昨年末から我が家の玄関には

途切れさせることなく桜が飾ってあります。

満開になっている桜の前に花束を飾りました。
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美大の試験まであともう少し。

娘にも、娘の仲間たちにも桜咲く春が来ますように!