まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

「ヒポクラテスの木」

もうすぐかあさんの命日なので、
郷里の仙台へ墓参りに行ってきました。

交通局前でバスを降り、
寺へ行く近道をするため東北大学医学部構内を通り抜けします。

その際、いつも気になっていたのが
ヒポクラテスの木」という札の付けられた大木。
医学部の先生だったらしき方のお名前があり、
その方がだいぶ昔に寄贈した木らしいことが分かります。
ヒポクラテス」の名前は聞いたことはありますが、
ヒポクラテスの木」って何なんでしょう?

・・・と言うわけでちょっと調べてみました。
ヒポクラテスの木」とはプラタナス(和名は鈴懸の木)のこと。
(そう言えば木から球状の実がブラブラしていました)
ヒポクラテスの故郷であるコス島にプラタナスの古木があり、
その下でヒポクラテスが医学を説き患者を診たと言い伝えられていることから、
そう呼ばれるようになったのだそうです。

そう言えばわたしが以前通っていた総合病院の入り口に
ヒポクラテスの誓い」というものが掲げられていました。
詳細は忘れましたが、「医は仁術」という感じの内容だったように思います。

ヒポクラテスの木」に見守られながら学んでいるお医者さんの卵さんたち。
どうか初心を忘れずに。