まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ものづくりの力が落ちているのか?

ペヤングカップ焼きそばと日清スパ王の「虫」混入事件。
 
国産なら安心!と思っていた部分があったので、
驚いたのですが・・・。
 
そう言えば。
3、4年前のことでしょうか、
こんなことがありました。
 
国産のトウモロコシの缶詰を開けたところ、
一番上に髪の毛が入っていたのです!
一瞬、「わたしの髪が入ったのか?」と思ったけれど、
開けた途端だったし、
開けたときのフタの角度から考えても元から入っていたとしか思えませんでした。
びっくり仰天しました。
そんなこと、20年以上主婦をしていてもちろん初めてのこと、
非常に潔癖症な母も「缶詰から髪の毛が出てきた!」なんて言ってたことはありませんでしたから。
 
それを見て「うーん・・・」と思ってしまいました。
「ね、もしかすると日本のものづくりの力が落ちてきてるのかも知れないよ。
仕事の仕方が雑になって来てるのかもよ。
大げさかも知れないけど」と夫に言ったら、
「一葉落ちて天下の秋を知る、ってこともあるかもね。」と答えたのを覚えています。
 
杞憂だといいのですが。
 
傍目にはどんな「つまらない」と思えるような仕事でも、
誇りをもって丁寧に行うという、日本人の美点が失われつつあるのでしょうか。