まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

日本は「自己破産」レベルだけど・・・?

選挙関連のテレビを見ていたら、
「日本を月収50万円の家庭にたとえると」
というのをやっていた。
それによると、現在の日本の借金は
月収50万円に対して8900万円なんだって!!!!!!!!!!!!
月収の178倍!!!
そんなことあるわけないけど一切利子が付かないと仮定して、
飲まず食わずで収入のすべてを返済に充てたとしても
返し終わるのは15年後ってことだよ!!!
実際は利子を返すどころか、
国が国債をバンバン発行してさらに借金を増やしてる状態。
 
これはもう、「自己破産」のレベルじゃないか。
 
時々夫と話すことがある。
あの「バブル」の時期に、どうしてお金を国庫に蓄えておかなかったんだろうか、
「ふるさと創生」とか言ってすべての市町村に一億円ずつばらまく(!!!)なんて
バカなことやったり、日本中いつ使うか分からないような立派すぎるハコモノを造ったりせずに、
迫っていた少子高齢化社会に備えておかなかったのはなぜなんだろうかと。
経済学者も社会学者も、もちろんそういうことしてた自民党の政治家も、
すべておバカさんだったってことなのか。
そして、その上を行くおバカさんだったのは、
そういう現実を見抜こうともせずに浮かれてた国民だったってことなんだろう。
 
それにしても。
原発を日本中に造ったのも、
国債を濫発して日本を借金まみれにしたのも、
自分たちの業績をアピールするために日本中に立派すぎる道路とハコモノと飛行場を造りまくったのも、
すべて戦後長きにわたって国のかじ取りしてた政党だったはずなんだけど。
 
この期に及んでその政党が圧勝するとは。
そして、実は有効投票数の半数以上が「死に票」になってしまっても
多数決の論理で「死に票」を投じた人たちの意思は無視されてしまうとは。
世も末ですなあ。