まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

ハイレゾ・・・すごいわあ。

久しぶりに電器屋さんに行ってきた。
 
ウォークマンハイレゾ対応機の実機があったので、
興味本位で聴いてみることにした。
 
曲はコルトレーンの「My favorite things」。
始まってすぐ、「おおっ!」と思った。
この音、レコードの音みたいだ、
全然ノイズのない、レコードの音がする!!!
何百回も聴いてる曲だけれど、
昔、ラジオを録音したカセットでしか聴いたことがなかったこの曲を、
レコードを買って初めて聴いたときの感動が蘇ってきた。
マッコイ・タイナーのピアノの音も、
通奏低音みたいにずっと同じパターンを続けるジミー・ギャリソンの太いベースの音も、
変幻自在なエルヴィン・ジョーンズのドラムの音も、
そしてもちろんコルトレーンのソプラノサックスの音も、
全てが豊かでいて、とてもクリアだ。
レコードの豊かさとCDのクリアさの「いいとこ取り」みたいな感じ。
 
わあ、これいいなあ、欲しいなあ・・・と思ってしまったけれど。
もちろん、先立つものがないのだった。
・・・まあ、あと数年すれば、ハイレゾが常識みたいになって、
アルバムももっと安くダウンロード出来るようになるかもしれないし。
上手くすればあと6年で子供の学費を払う務めから解放されるんだし。
この先の人生の楽しみに取っておくことにしよう。