まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

MCI(軽度認知機能障害)について

義父のことがあって、認知症についてちょっと勉強しているのですが、
そこで盛んに出て来るのが「MCI(軽度認知機能障害)」という言葉。
 
勉強会では、このMCIについて詳しくお話がありました。
 
MCI(軽度認知機能障害)とは、読んで字の如く、
軽い認知機能障害が認められる状態のこと。
物忘れはあるけれど、日常生活に支障はない、という感じです。
しかし、このMCI、放置すると1年後に10%の人が、
5年後には50%の人が認知症に移行するということで、
認知症へ移行するかどうかの境目」みたいな人が混ざっているのだそうです。
 
このMCIの状態の状態が心配なものなのかどうかを見極める方法として、
MRIとSPECTが有効だそうです。
MRIはすっかりお馴染みですね。
一方のSPECTとは、脳内の血流の様子が分かるものだそうで、
MRIに比べて、さらに超早期の認知症の発見に威力を発揮する検査だということです。
 
認知症の検査と言えば「長谷川式スケール」が有名ですが。
確定診断にはMRIやSPECTなどの画像診断が非常に大切だそうで。
MRIは3割負担で1万円前後、
SPECTだと10万円前後かかるのが泣き所らしいですが・・・。