まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

MRIって・・・(汗)

腰痛が続くので、腰椎のMRIを撮ることになった。
 
MRIは、以前1度だけ撮ったことがある。
3年ほど前に、あまりに物忘れがすさまじくなって認知症を疑ったときに。
「うるさい音がしますが、我慢してください」と言われて、
音楽が聞こえるヘッドフォンをはめられた。
閉所恐怖症の人は目をつぶったまま、開けない方がいいとも言われた。
言われたとおり目をつぶると、台が動いて機械の内部へ入った感じがした。
 
それからが恐怖の時間だった。
ガン、ガン、ガン・・・ドドドドドドド・・・ブーーーーッブーーーーッ・・・等々、
思ってもみなかったようなすさまじい音が脳天に伝わって来る。
まるで、工事現場のど真ん中に放り込まれたみたい。
ヘッドフォンをしていても、効果があるのかないのか分からないくらいの騒音。
心臓がバクバクして、何だか気が遠くなってしまいそう。
わたしは、音に対して過敏なところがあるので、本当に恐ろしかった。
でも、そこでうっかり目を開けたりするともっと怖い思いをしそうだったので、
必死の思いでまぶたをぎゅうっとつぶって開けないようにした。
 
約20分後(かどうかはその時は知る術もなかったが)。
再び台が動く感じがして、「はい、お疲れさまでした~」。
本当に長く、苦しい20分であった。
 
今回は、その教訓を生かして、耳栓を用意して行った。
「一応、ヘッドフォンもしておきますね」笑顔で技師さんがおっしゃる。
機械が動く感じがしてちょっとすると、ほら、始まった、例のガン、ガン、ガンが来た。
でも、我慢できないほどのうるささではない。
次々切り替わるドドドドド・・・も、ブーーーーッも、難なくクリア。
腰痛で数日睡眠時間が短かったせいか、ちょっと眠気さえ覚え始めた。
そして、うとうとしそうになった時、また台が動いて「お疲れさまでした~」。
 
おお!
耳栓のおかげで、怖い思いをせずに終わったぞーっ!!!
良かった、良かった。