まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

昨日の「ちりとてちん」~第8話~

昨日放送分まで追いつきました!
どんどん行きましょう!
 
今日のイチオシ!
「今度、教えていただきたく候」
 
A子の陰に隠れて脇役に甘んじていた自分、そんな自分に決別するために、
小梅に三味線を教えて、と頼む喜代美。
でも、糸子は、以前も三味線の練習をした時に基本の「ちりとてちん」がマスター出来ず、
あえなく挫折したこと、そして幼稚園のお遊戯会でもカスタネットで失敗したことなどを挙げ、
「やめときなれ。あんたのためやな。」と止めます。
でも、小梅はせっかくやる気になったんだから、ととりなします。
A子も小梅に三味線を習うことになり、喜代美はA子の父と正太郎の関係から、
小梅がA子には教えることを拒否するのでは・・・と内心期待しますが(違うかな?)、
小梅は「礼儀正しい子やねえ」とA子を評価し、父親の件はA子とは無関係だと言います。
最初は、以前ちょっとだけかじった経験がものを言い、A子の優位に立った喜代美ですが、
やはり「ちりとてちん」の壁をなかなか越えることが出来ません。
一方A子は真面目にコツコツと練習し、「ちりとてちん」も軽々クリア。
あっと言う間に三味線でもA子に優位に立たれてしまう喜代美。
そこへA子の母親が手作りの丁稚ようかんを土産に小梅に挨拶しにやってきます。
自分の母親とは全く違う服装と物腰、そして物言いのA子の母親に圧倒される喜代美。
そんな娘の気持ちを知ってか知らずか、糸子はいつも通りのマイペース。
土産の丁稚ようかんに子供っぽく大喜びし、作り方を教わりたい!と言います。
その態度にちょっと呆れた小梅にたしなめられた糸子は、
言葉遣いがまずかったのかと居住まいを正し言いなおします。
その時のセリフが今日のイチオシ!です。
さて、三味線でもA子に追い越されてしまいくさくさした喜代美が海辺を歩いていると、
A子の兄のバカぼんが派手なオープンカーに乗ってやってきます。
そして、喜代美が地元の短大を卒業したら結婚してやる、
お前みたいにブサイクで頭が悪くて救いのないヤツ、
俺が救済の広い心で結婚してやるしかないだろう、と。
そして怒った喜代美に再び手提げで殴り倒されます。
 
糸子さん、可愛い。
面白くて、ちょっととぼけてて、太陽みたいに明るくてあったかい糸子さんが大好きです。
でも、わたしと一緒に見ていた娘は「喜代美がかわいそう、あんなお母さんで。
だって、恥ずかしいじゃない。」って。
・・・えーっ、そうなの?
わたしのかあさんは完全にA子のお母さんタイプだったけど、
全然いいことなかった。
授業参観なんかでも、よそのお母さんたちは「エプロン外して口紅だけ差して来ました」
みたいな恰好だったりするのに、
うちのかあさんは「昨日パーマかけて髪もきれいに染めました」って髪の毛で、
ちゃんとストッキング穿いて素敵なワンピースとか着てハンドバッグ提げて、
ネックレスも指輪も完璧にコーディネートして学校に来ていた。
「お前の母ちゃんはあんなに美人なのに、
どうしてお前はそんなにブサイクなんだよ?」って男の子たちにいつもいじめられた。
それが嫌で嫌で・・・。
糸子さんみたいなお母さんがどれだけ得難い存在なのか、分からんかなあ。
そうそう、今回はさらに大切な存在が二つ登場しました。
一つ目は五木ひろしが歌う「ふるさと」という曲。
これは糸子さんの大好きな曲ということになっていますが、
この曲の歌詞が「ちりとてちん」全体を通して、非常に大切な役割を果たしていきます。
そして、もう一つは・・・奈津子さん。
奈津子さん、キター!!!と叫びたくなる存在なのです、この方は。
うふふふふ。
まだまだ序盤ですが、徐々に役者がそろっていきますねえ。