まだまだいなかのねずみ

日本の片隅で妻・母・非正規雇用者している栗ようかんの思索と日常

どうやって明日は来るのですか?

Q.どうやって明日は来るのですか?
 (横浜市・山本匠磨くん・小学4年生)
A.今日が無事に終わったら、やって来ます。
 
今日の毎日小学生新聞に掲載されていた、
「疑問氷解スペシャル」の中にあったQ&A。
 
洒落てるよねえ、答えが。
これを読んだとき、ちょっとだけ、
「サンタクロースっているんでしょうか」を思い出しました
 
「疑問氷解」は、基本的に科学的に答えを返すコーナーだから、
今回も他の質問には、例えば
Q.おふろの中で弟を抱っこしたら、外で抱っこするよりも軽くなりました。
 どうしてですか?(二本松市・黒森楓奈さん・小学2年生)
A.体で押しのけた水の量の重さだけ、体が軽くなります。
 「アルキメデスの原理」という物理学の法則です。
というような答え方をしています。
でも、よく読むと他にも
Q.冷凍庫に入れていたものも、いつかは腐りますか?
 (津市・小塚百合恵さん・小5、吹田市・萩原ひなたさん・小6)
A.短時間で冷凍状態にできたとしても、少しずつ味は落ちていきます。
 時を止めることはできません。
というような、味のある回答をしているのですね。
いいなあ、こういうの、大好きだなあ。
 
そう言えば、大学の授業でこんな話を聞いたっけ。
「氷が溶けたら、何になりますか?」
という問を理科の時間に出したとして、
「春になります」という答えを正解にするか、不正解にするか、ということについて。
純粋に理科の内容だけで考えれば不正解なんだけれど、
そういう答えをきちんとすくい上げられるような教師にならなければいけない、
というような話をされたことがあったなあ。
 
毎日新聞の立上修さん。
素敵な答えをありがとう。